【着付け】七五三 花寿のやり方
24回目 七五三 花寿のやり方
2020/09/24 THU
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 師範科・経営教養科編』第4版, 東京, 株式会社ハクビ, 2017, 191p
やったこと
- 子供マネキンに着物を着せる ×2
- 改良枕を使った花寿を結ぶ ×2
七五三とは
七五三は、子供の成長のお祝いのこと。数え年で男の子は三歳・五歳、女の子は三歳・七歳の11月15日に、晴れ着姿で氏神などに参拝する。最近は、都内は特に11月15日に限らず行われることが多い。また、地方によって少しずつ慣習は異なる。
髪置きの儀
もう赤ん坊ではないという意味で「櫛置き」とも。3歳のお祝い着は、帯は結ばず被布コートを羽織る。袴着の儀
5歳になった男の子が初めて袴を着ける儀式。碁盤の上で吉方を向いて立たせた。男の子だけの儀式となったのは、江戸時代から。着物と羽織、袴に白い扇子、守り刀を付ける。帯解きの儀
女の子は7歳になると、それまでの紐付きの着物にかわって本裁ちの着物を着、丸帯を締めるようになった。これを紐解き・帯解きなどと言う。大人への仲間入りを意識する重要な儀式。箱迫、帯締め・帯揚・しごき、扇子も付ける。七五三 花寿のやり方
▼箱ひだの作り方はこちらの記事参照
完成形
着せ上がり!
1回目
2回目
所感
- 七五三懐かしさが凄かった...なぜか3歳のことは覚えているのに7歳の頃の記憶がないので。そして昔の私の写真はしごきをつけてない...
- 今は日付にこだわらないと聞いてなかなか衝撃だった。そういうもんなのね
- 子供に着付ける時は、基本膝立ち。最初辛いかと思ったら意外とやりやすかった
- 子供用だと帯の幅が狭い。
- 細いので着物を着せるのの感覚を掴むのが難しかった
- 衣紋を抜かないのや、おはしょりを綺麗に整えなくていいのめっちゃ楽!
- 子供はじっとしてることに耐えられないから、早く着付けること、苦しくしないことが大事
- しごきや箱迫、扇子など七五三用に着けるものも多い。
- 帯の結び方が、かわいいけど工程多くて大変。基本は、ふくら雀に似ているけど、羽根を作るところと手先の処理が特徴的。
- 手先の処理の時、最後箱ひだを作ることを忘れて不恰好になった。きちんと箱ひだを作る。そうしないと、締まらないし美しくない。
余談:私の七五三
3歳の時の着物の記憶ははっきりあっていまだにこのピンクの被布コートがお気に入りだったこと覚えてる。確か撥水加工されてたんだよねつるつるだった
なにかが気に入らなくて不機嫌だったことも記憶にある。写真の顔も不機嫌そう笑
まったく記憶にない7歳の着物。とりあえず足袋に台紙入ったままで足が辛かったのにめっちゃ歩いた記憶はある。
写真館でドレスと別の着物(たぶんレンタル)で撮った写真はあったから朧げに七五三の記憶はあるのだけど、箪笥にあったこの着物は「誰のだろう?」レベルで記憶ない笑
写真発掘して、私のだったのかって思ったのが最近
この写真見る限り、しごきも箱迫も扇子もつけていないと言う..;
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