【着付け】花嫁の着付け① 補整、長襦袢
33回目 花嫁の着付け① 補整、長襦袢
2021/01/14 THU
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 師範科・経営教養科編』第4版, 東京, 株式会社ハクビ, 2017, 191p
【持ち物】
脱脂綿100g (カット綿と圧縮のものは×)
脱脂綿100g (カット綿と圧縮のものは×)
【購入】
花嫁セット(¥8,140)
やったこと
- 補整用ガーゼと脱脂綿の用意
- マネキンに補整する
- マネキンに長襦袢を着せる
花嫁衣装とは
現在一般に用いられている花嫁衣装には、白無垢、打掛け、振袖の3つがある。現在のような花嫁衣装が用いられるようになったのは室町時代。江戸時代になると白の打掛け、白の小袖を重ねて用いることが庶民の間でも行われるようになった。仲人の役がはっきりしてきたのも江戸時代。
白無垢、色打掛けのほかに、黒五つ紋振袖重ね一組、黒五つ紋留袖重ね一組の二通りもあるが現在では黒はほとんど用いられない。色振袖は、お色直しでつかわれることもある。
白無垢
白無垢は、打掛け、帯、小物などすべてに純白のものを用いる。白無垢は、幸菱、檜垣、紗綾形などの地紋または、吉祥模様の紋綸子の白の打掛けで裏に白の共布を用いふき綿を入れた仕立て。現在は、掛下を比翼仕立てにし、下重ねは用いない。
掛下は、白羽二重の袷仕立てで裏は共布の白を用い、長襦袢も白羽二重。
帯は、白紋綸子の丸帯、抱え帯も同様。
色打掛け
打掛けは、大名や武家の奥方が人前に出る時一番上に羽織った打掛け小袖が現在に伝わり花嫁衣装になったもの。
つのかくし
つのかくしは、一向宗門徒の女性が寺参りの時に用いた黒い帽子に始まるとされる。婚礼につのかくしがもちいられるようになったのは、明治以降のこと。
綿帽子
綿帽子は真綿絵尾ひろげて作ったかぶりもので、はじめは防寒具として男女共に用いた。婚礼用としては、江戸時代から明治、大正にかけてつのかくしが普及するまで広く用いられた。
花嫁の着付け 補整の準備と補整
花嫁の着付け 長襦袢
完成形
補整用のガーゼに脱脂綿をセットして、補整の準備をしておく
長襦袢の写真は撮り忘れ...
所感
- 年始初お稽古で花嫁の着付けでした。花嫁の着付けは、大変みたいで2人ペアでやるらしく仕上げは後日。そもそも授業も2回に分けられているので今日は補整と長襦袢を着せるところまで
- 持ち物の、脱脂綿を探すのがとにかく大変だった!ドラッグストア4軒はしごして教室近くのTomodsでようやく出会えた!圧縮とカット綿ばかりでかなり難航した...
- 補整って大変なんだなと...今まで自分が着付けてもらう時さっさって着付師さんたちはやってくれていたけれど人によって補整する部分とか異なるだろうし見極めができるようになるまで大変そう
- おしりの補正で、おしりはふくらみがある方が初々しい感じが出ると先生が仰っていてなるほどと思った
- まだ知識検定受けていないけど、このまま師範終わったら経営教養科に突入します
- 今回案内もらって進学申込したけれど、まあまあ費用かかるなあ。訪問着も頂けると考えたらそんなに高くもないんだろうけど免許料が高い!
- でも知識が深まってくのは楽しいなあ。今年は着物着る機会増やしていこ。年始に初詣で着て以来着てないからなあ。少なくとも月1は着たいね
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