【着付け】自装 訪問着と二重太鼓の練習
69・70・71回目 自装 訪問着と二重太鼓の練習
【助教授7・8・9回目】
2021/10/07 THU2021/10/18 MON2021/10/25 MON
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 助教授・教授編』第1版, 東京, 株式会社ハクビ, 2020, 144p
持ち物
- 訪問着
- 袋帯
- 伊達衿
- 半衿用両面テープ
- 補整着
- 肌襦袢
10/18に持っていき、10/25まで置かせておいて貰いました。
やったこと
10/07
- 自装の練習(二重太鼓)×3
10/18
- 自分の訪問着と袋帯で自装の練習(二重太鼓)×2
10/25
- 自分の訪問着と袋帯で自装の練習(二重太鼓)×2
訪問着と袋帯で自装の練習(二重太鼓)
先輩の結婚式参列を控え、自分で着付けをして行く予定だったので先生にお願いして練習の時間をとって貰いました。
新しく誂えた訪問着と袋帯で自装の練習をしました。どちらも初おろしだったので帯は先生に枕をあてる位置に印をつけて貰ったりして当日着やすいようにして貰いました。
経営教養科進学でプレゼントしてもらった訪問着(仕立ては別途) |
西陣織の天目染の袋帯 |
伊達衿もつける予定だったので、半衿用両面テープを持参。先生に着終わったらすぐ外すのよと言われながらテープでつけて貰いました
10/18に練習したときの記録。帯締め帯揚げなどは借りました。
着るときのポイント
基本的なことのおさらい含め、特に重要だと思った点
- 着物を着る前に帯は畳んでおく!小物類も使う順番に並べておいておく。当日着るときにもたもたしないよう準備は前日に
- 伊達衿をつけたり半衿をつけるのも事前にやっておく
- 草履を準備したり、持っていく持ち物もあらかじめ用意しておく
- 補正をしっかり!腰パッドの下に薄いタオルをたたんで一枚入れたほうがいい(私の場合)
- 腰紐をしたあとに衿を整える際、長襦袢と着物の衿を合わせてクリップで留めておくとずれない
- 裾つぼまりになるようにきちんと下前をあげる!これができてないとシルエットが美しくない!腰紐をした段階でもう下がってきてしまっている場合は、やり直すか衿の終わりの方を引いて引き上げる
- 衽線が真っ直ぐになるようにする。ひっぱり過ぎない!
- 衣紋をきちんと抜く!肌襦袢や補整着も見えないように着る
- 帯は下がりやすいので上めにつける。
- 胴に2巻目を巻くときはきちんと幅出しをする。帯を畳む段階で幅出しをして畳んでおくとやりやすい!
- 手先を入れたら左右に引っ張って調整をする
- 手先の余った部分を折り込むときは上からいれると綺麗に仕上がる
- 帯締めを入れるときに手を入れ過ぎない。お太鼓を大きくしない!
- たれは礼装なので長めに!
- 伊達衿は出し過ぎない!自然といっぱい出てきちゃうので
- 新伊達締めをつけたあとに三角に折る!先に折ってたくさん金具で挟まなくていい。おはしょりがだぶつかないようにする
- おしわをきちんと取る
- 衿は地の目をを通す
完成形
当日自分で着た訪問着と袋帯!
半衿は、刺繍衿に付け替えました(縫うのは面倒で半衿用両面テープ使用)
伊達衿は、結局3箇所くらい縫ってつけました。
所感
- 書くの溜めてたのと写真をあんまり撮っていなかったので自装の練習3回分まとめて今回の記事にしました。本当なら1回1回書くべきなんだけども、他にも溜まっていたので。今後は無くしたい。リアルタイムで書きたい
- 練習のおかげもあり当日は綺麗に着れた気がする。先輩にも喜んでもらえたのでよかった!ただ着る時間多めに見て2時間取って早起きしたのに結局ぎりぎりになった...着物を綺麗に着る、しかも礼装って気になる部分がたくさん出てきてしまって何度もやり直した...
- 和髪も自分でできるようになれば美容室行かなくていいのになあと思うこの頃
- 礼装のコーディネートを手持ちアイテムで考えるの難しくもあり楽しくもありだった。刺繍半衿は十三詣りのときのだし、伊達衿は成人式のときのもの。結婚式なのでアクセントに金色を使ってあと帯揚げと半衿で薄紅色を差し色に!