【教授】帯結びつの出しのやり方 と柳結びについて
107回目 帯結びつの出しのやり方と柳結びについて
【教授4回目】
2022/12/07 WED
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 助教授・教授編』第1版, 東京, 株式会社ハクビ, 2020, 144p
やったこと
- 関東風と関西風の芸妓さんの違いについての説明
- つの出し×2
柳結びについて(関東の芸者さん)
このお太鼓を作る前みたいな帯結びが柳結びです。
以前新橋演舞場で、新橋芸者さんの踊りを見た際の写真があったので参考までに!
なでしこの踊り新春2018 新橋演舞場にて |
芸者さんの着姿の前はこんな感じ。少し画像が荒いですが、雰囲気はわかりやすい写真かなと思います。
なでしこの踊り新春2018 新橋演舞場にて |
なでしこの踊りについては、昔書いた別のブログの記事があるので、興味がある方はこちらもどうぞ!
つの出しのやり方について
▼自装のつの出しの記事はこちら
完成形
帯揚げを綺麗にする前に写真を撮ってしまったのでくずれていますが、つの出しのときの前はこんな感じ。帯締めをしないので帯の柄がよく見えます。
袋帯でやると裏生地が出るので後ろ姿はこんな感じになります。
丸帯でつの出しをするとこんな感じの仕上がりに!
所感
- 呉服屋さんにお勤めの方と一緒になって2人で教授の授業を受けた。とても素敵に着物を着こなす方で楽しかった!
- 私は今まで基本的に1対1で受けてきたので人と一緒に受けるのは新鮮で学びもありよかった
- 関東と関西の芸妓さんの帯結びの違いについて写真を見ながら説明を受けた。関西はつの出し、関東は柳結びだそう。柳結びは、お太鼓を作る前みたいな感じでだらんとしている帯結び!結構関東と関西で雰囲気が違っていて、面白かった。また、芸妓さんに着物を着せる男衆さんの話なども勉強になった。
- 長い袋帯の方がやりやすい!また裏地がはっきりした色とかの方がカッコよく仕上がる印象を受けた
- 袋帯だとあまり張りが出ないけど、丸帯だときれいにできるらしい
- つの出しは基礎科でやって以来?ずいぶんと久しぶりに習ったので全然覚えていなかった...。
- 今回は他装でのやり方だけど自装するときほぼお太鼓だからつの出しやらないし...
- 次回も今日一緒に受けた方と一緒に授業受けることになった!
関連記事
▼帯のことを調べていたらNHKの面白い記事が出てきたので