【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

 

74回目 装束と十二単について
【皇室文化特別講座1回目】

2021/12/03 FRI 
【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

やったこと

  • 十二単や皇室文化ついての講義
  • 十二単の着付け

十二単や皇室文化についての講義

メモ書きの書き起こしなのでわかりづらいかも...
  • 長袴は結婚している人は緋色。未婚の人は紫色。
  • 十二単は、単、五衣、表着、唐衣、etc... 計9枚 全部で15kg!
  • 袿は普段着るもの
  • 平安時代国風文化の影響で袖が広くなったりしていった。この頃から十二単はほとんど変わっていない!これは世界でも大変珍しいこと!
  • 昭和34年4月10日 御儀服(現上皇上皇后)
垂纓冠(すいえいかん)、窠霰文(かにあられもん)…黄丹袍の模様のこと、笏を持つ。袴は赤と白2枚履いている。懐に畳紙、襪(しとうず)…男性の足袋。五衣は季節によって色目が変わる
  • 結婚の儀で束帯姿の皇太子さまと、十二ひとえをまとった雅子さま=1993年6月9日
結婚の儀で束帯姿の皇太子さまと、十二ひとえをまとった雅子さま=1993年6月9日、宮内庁提供
朝日新聞デジタルより引用(http://www.asahi.com/gallery/royalwedding20th/19930609_1.html
雅子さまは「花橘襲」を着用。これは美智子さまが誂えたもの。普通は大体「松重ね」を着る。
  • 天皇には侍従が3人、皇后には女官が2人。女官も十二単を着る。
  • 賢所に玉串を奉納する。
  • 幄舎(あくしゃ)…皇族が使う建物
  • 納采の儀、結納のこと。(鯛/清酒/絹5反)
  • 1993年の結婚時、雅子さまが着用したのは、香淳皇后、美智子皇后から受け継がれたティアラ
  • 三箇夜餅の儀(みかよのもちのぎ)は、ご結婚当夜から3日間にわたって御殿にお祝いの餅を供えられる儀式のこと。妃殿下の年齢分のお餅を用意するという
  • 宮中饗宴の儀(きゅうちゅうきょうえんのぎ)は、ご即位,立太子,ご結婚などを披露され,祝福を受けられる祝宴のこと。3日間昼夜2回行われる。皇室は振袖にふくら雀。
  • 束帯姿の礼宮さまと十二単の紀子さん=1990年6月25日、挙式前に撮影
朝日新聞デジタルより引用(https://digital.asahi.com/special/koushitsu/photo/8/
秋篠宮様以下は黒の袍を着る。紀子さま、五衣、唐衣は卯の花襲。
  • 加冠の儀、成人式にあたる。

参考

▼個人の方のブログですが写真が多くとてもわかりやすいです。
雅やかな十二単の世界〜結婚の儀シリーズ2(平成)
▼宮内庁ホームページは、情報がまとまっているので勉強になります。

十二単の着付けについて

【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

参考

▼岐阜女子大学家政学部生活科学科生活科学専攻による十二単の着せ方。写真付きでわかりやすく解説されています。

完成形

【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

【皇室文化特別講座】装束と十二単について「装束に見る伝統と格式」

所感

  • 全3回の皇室文化が始まりました。講師は校長先生。3回目は合同授業で認定証が貰えるみたいです。まだ講座料払ってないんだけど...
  • 銀座校の受講者、教授生の方と私と2人だった...なのに初回から遅刻して辛い...
  • 十二単初めて着せたけど難しすぎた!!!色目綺麗に出すのとか鬼むずい!全然うまくできなかった
  • 2人で着せるのだけど、前側で着せる人は、不敬にあたるので立ってはいけないとのことでめちゃめちゃ難しかった。ふとした瞬間に立ってしまってその難しさを感じた
  • あと普通の着物と違って紐で結ばないのも面白いしそれで留まっているのも本当すごい!
  • こういう機会もないとなかなかしっかり学ぶこともないので、たくさん吸収できるように頑張ろうと思う!

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