【着付師講座】タオルを使った体型の補整と長襦袢の着付けについて
101・102回目 タオルを使った体型の補整と長襦袢の着付けについて
【着付師講座2・3回目】
2022/11/15 THU
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 助教授・教授編』第1版, 東京, 株式会社ハクビ, 2020, 144p
やったこと
- 補整用タオルの畳み方
- 長襦袢を着せる(ぴったりサイズ)×2
- 長襦袢を着せる(大きめサイズ)×1
- 振袖を着せる ×2
補整用タオルの畳み方について
振袖用の長襦袢の着せ方について
- 衣紋は抜きすぎない!こぶしを横に一個分が目安。ヘアスタイルが低めの場合は、こぶしを縦に一個分抜く。
- 衿合わせは、のどのくぼみ指一本分のところで合わせる
- 胸紐をかけるときは、衿の下の方を指で挟んでおいて紐を後ろに回す。後ろ側で手は上に上げて交差すると前の紐が下がってこない!
- 紐をからげるときは、2回かけた時に湯を指を入れて引く。交差しているところを押さえて紐の下を引くと紐は緩まない!
- 背中心を真っ直ぐに整えてシワもとる!
- 縫い止まりを押さえて、脇を引く。2cmほど残しておく!
- 振りがたるまないようにする
- 後ろ身頃は前見頃の中に始末する
- 衿の中心を押さえて、直したい方向の方へぐっと前へ押す。前へ押したところを人差し指で押さえて衿の下のところを引いてたるみをなくす。反対側も同様
- シワができたところは生地の方向と同じ向きに引く!
所感
- 1日2コマは結構タフだなという印象。けれど、先生が褒め上手で凄くやりやすかった。やる気が沸く。あと黒エプロンも初おろし!着付師さんたちみたいで嬉しい
- 長襦袢を綺麗に着せることは本当に勉強になった。自装でも長襦袢綺麗に仕上げるのにいつも苦戦しているので学びが深い。襟元をぴしっと仕上げるためのやり方だったり、弛ませないように引く引き方だったり、細部をしっかりと知れてよかった
- 振袖のときに博多織の伊達締め使ったのだけどやりやすくてよかった。買わなければ
- 小さな一つ一つが綺麗に仕上げるために大事なことなんだなあと思えるいい学びだった
- 私は焦って早く早くやろうとして雑になることが多いのだけど、ゆっくりで大丈夫と何度も声をかけてもらえて手順をしっかりと踏むことができた
- 紐を後ろに回す時位置が下がる問題なんかも、片方の手で襟と紐を持って回せば落ちないなどそういう知恵をどんどん吸収していきたいなと感じた。
- 成人式に向けて勉強会が2日追加されたがんばろ