【教授】前楽結びのやり方について(名古屋帯のお太鼓&袋帯の二重太鼓)
99・100回目 前楽結び(名古屋帯のお太鼓&袋帯の二重太鼓)
【教授3回目】【助教授32回目】
2022/11/10 TUE
ハクビ京都きもの学院『きもの教本 助教授・教授編』第1版, 東京, 株式会社ハクビ, 2020, 144p
やったこと
- 名古屋帯の前楽結び ×4
- 袋帯の前楽結び ×3
前楽結びに必要なもの
着物と帯以外に必要なものは
- 帯板(腰に巻きつけることができるもの。滑り止め付きで回らないやつがベスト!)
- 万能ベルト
- 帯締め
- 帯揚げをあらかじめ付けた枕
- クリップ2つ
名古屋帯のお太鼓の前楽結びのやり方について
- 手先は60cmはかる。端を右手で持って、真ん中でクリップを留める。左端もクリップで留める。
- 手先を肩にかけ、ぐるっと回って一周する。三角のところに親指をいれて引き、左クリップで留める
- 二周目を巻く。親指を入れて引く。真ん中のクリップを帯の下側から留める
- たれをおろす。お太鼓を開く
- 枕を乗せる。たれ先が膝の高さになるようにする
- 余った部分は内側に入れる。
- 枕と帯揚げは背中側で仮結びしておく。
- 万能ベルトを胸の位置で巻く
- たれを半分に折り、もう一度折る。万能ベルトでおさえる
- 遊びの部分を綺麗に処理する
- たれをおろす
- 万能ベルトを使って、仮紐でおさえるのと同じようにお太鼓を作る
- クリップを外す
- 手先をお太鼓の中に入れる
- 帯締めを後ろで結ぶ。万能ベルトを外す
- お太鼓の形を整え右回りで後ろに回す
- まずは枕の紐を結び、帯揚げを整え、帯締めを締める
袋帯の二重太鼓の前楽結びのやり方について
基本は、名古屋帯のお太鼓のやり方と同じ。
相違点は、
- 最初にはかる手先は65cm
- 枕を当てるとき、たれ先より30cmのところに枕を当てる
- 枕と帯はしっかりと持っておく!そうしないとたれ先がどんどん長くなってしまうので!
- たれの長さの調整はあまりを余裕を持つようにして調整する(長さの調節や柄合わせはこの時に可能!)
完成形
所感
- 教授と助教授のお稽古入っていると思ったら、教授のお稽古しか入っていなくて急遽2コマ続けて前楽結びを教えてもらった。先に教授の名古屋帯のやり方やってそのあと、助教授で残っていた袋帯の前楽結び教えてもらった(最近日程の勘違い多い。助教授、教授、着付師講座と色々走ってるからこんがらがってだめだ...)
- 前楽は前で合わせるので帯の柄合わせなどがしやすいのが特徴!
- 背中側で帯揚げや紐を仮結びするのが大変だったけどそれ以外は慣れたら綺麗にできそうでいいなと思った
- やり方必死にメモしてたら先生がコピーくれた!ありがたい...!私は本当に記憶力が弱いのですぐ忘れる。やり方書いておかないと全然覚えてられない
- この日も着物着ていったのだけど、お稽古終わって普通の帯結びでお太鼓作ろうとしたらやり方わからなくなって固まった...先生にも手伝ってもらいながらなんとか着た...ひとつ覚えるとひとつ忘れるの辛い