【着物のお手入れ奮闘記②】古い着物を手入れするにあたって最初にしたこと
虫干しもせず、桐箪笥にしまいっぱなしの数十年ものの着物のお手入れをするにあたって、まず最初に私がしたこと
着物の状態確認と仕分け
手探りではじめたお手入れなので、初歩の初歩からスタート。まずは、桐箪笥から着物を出し、畳紙からも出し、全部広げてシミやカビ、汚れのチェック。何がシミで何がカビで、何がそうでないのかもわからないので調べながらチェックしていく。色んなサイトのビフォーアフターなどの写真を見ながら検討をつけてく感じ。問題のある着物は避けておき、綺麗なものは畳んで畳紙に包んで箪笥に戻す。
汚れをチェックしたら、今度は汚れの重症度や思い入れのある着物や良い着物かどうかなどで仕分けをしていく。ただ、価格を大まかにでも把握している着物でないと初心者は価値を見誤るので、思い入れとかを重視した方がいいかも(私は実際持ち込んで全く見当違いだったので...)
なぜ、選別するかといえば着物によってどういうお手入れをするかとか、いくらまでかけるかとか、どれを優先的にお手入れするかとか順位をつけるためです。なにせ、着物はお手入れにもお金がかかるので、取捨選択は必須です。たとえ思い入れがとてもあるものでも、1着に10万20万とかかったら何着もある場合は厳しいし、逆にこの1着は絶対!というのであれば、他は後回しにしてそれだけお手入れするとか予算に応じて対応を考えないといけない。お金に糸目はつけない!と言うのであれば別ですが、新しく誂えられるくらいにはお金がかかる可能性もあるのでよく考えておくのがおすすめ。
【着物のお手入れ奮闘記①】シミ、カビ、汚れだらけの古い着物をお手入れすることにの記事でも書いたようにお手入れにはどんな種類があるか、どいったお店にアクセスしたらいいかなど情報を得る。
どの着物には、どういう手入れをするか大まかに検討をつける(初心者なので自分の希望くらいのニュアンス)手入れをする着物を決定する。
今回お手入れする着物
- 訪問着×1
- 留袖×3
- 色無地小紋×1
- 江戸小紋×1
- 長襦袢×2
- 帯×1
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