【着物のお手入れ奮闘記⑦】東京ますいわ屋さんに生洗いを依頼した着物が仕上がってきた
【着物のお手入れ奮闘記③】東京ますいわ屋さんで古い着物の生洗いを依頼するの記事で依頼していた着物が当初の予定より1か月も早く(早すぎてびっくりした笑)仕上がってきたので受け取りに行ってきました。
結論
結論から言うと、シミや汚れだらけの古い着物は生洗いのみじゃどうにもなりませんでした...
綺麗にはなったけれど、古いシミや色落ちの部分はやっぱりそのままだったので、染色補正に持ち込む方がいいかも。また、着る機会出てきたら持ち込まないとな〜〜
普通の着物の汚れなら生洗いで落ちるけど、やっぱり50年ものは厳しかった...
以前、30年もののほぼ着てないであろう振袖を生洗いに出した時は綺麗になったのだけどなあ。汚れのついたさらに古い着物は生洗いだけではどうにもならなかった...
仕上がってきた着物たち
長襦袢①
これはめっちゃ綺麗になって返ってきた!普通に使えそう!!
長襦袢②
これもそこそこ綺麗になって返ってきたけど、汗染みはやっぱりだめだった...
でも着物全体は綺麗な色になってくすみが取れたのでよし。まあ長襦袢は見えないし、使えるといえば使える。
after |
after |
ちなみにBeforeはこれ
before |
江戸小紋
この着物は綺麗になって返ってきた!元々汚れあんまり目立たなかったけど
せっかくだから着たいけど、黄変した胴裏変えないと着れないかな〜
見えないから気にせず着てもいいものか、悩みどころ
色無地小紋
これも色あせや汗染みはどうにもなってなかったなあ〜
元々無理だって言われてたし、わかってたけどとりあえず生洗いに出しただけだからまあ。
染色補正に出すかな〜
こういう状態で納品されます。お店で一度開けて受け取り時確認もします。
持ち帰り用だけでなく、仕舞う用の畳紙もくれるので有難い!
お土産
なんかお米もらった。
閉店の話
そして、衝撃の閉店のお知らせを貰った...【着物初心者のつぶやき】ますいわ屋さんに草履を見にいくの記事でも書いたけれど、若い人向けにも展開してたけど難しかったか...コロナで館自体が閉まってる時間も長くて、移転して1年だったけど厳しかったみたい。残念なことですね。
まとめ
とっても古い着物は、生洗いより染色補正とかしみぬきに出した方がよい!たぶん